相方の使っていたソニーのカメラDSC-HX30Vのセンサーが壊れ、更にはレンズも戻らなくなったためゴミとして貰い受けました。
普通なら処分するんですが、どうせならばと分解して構造を見てみることにしました。
この通りレンズが戻らなくなってしまい、半年ほどその辺に放置されていたのでしっかりとホコリだらけになっています。
背面はこの通り問題ないので、スイッチ辺りのパーツ取りはできそうですが、今回のカメラは古すぎるので対応するものを探すほうが手間です。
そんなわけで、さくさくとネジを外して分解していきます。
修理をしようと思っている人の参考になればと思います。
さくさくとネジを外して、爪を外していい感じにパネルが浮いてきたのですが、この文字が書かれている側面がどうしても外れなく面倒になって破壊してみました。
破壊後に見てみると下にスライドすれば取れる形状だったようです。
修理を試みる人はこの部分は注意です。
あとは通常通り液晶とスイッチ部分の部品は外れるので前回修理したカメラのページを参考に取り外してみてください。
通常であればここまでの修理だと思いますが、更に先の方を分解してみましょう。
ここからはチョット大変でしたが、気合で元に戻すこともできるとは思いますが、ここまで分解修理するような壊れ方なら新しい物を買ったほうが安くつくでしょう。
あれこれ試行錯誤をしてレンズ部分を取り出したところです。
ここまでで部品の破損したところは側面のパネルだけです。
おそらくこのカメラのレンズが戻らなくなったのはこの左上に見える歯車がずれてしまったためと思われます。
ここを戻してあげればレンズの収縮は戻ったはずです。
右に見えるセンサーがダメになっていたので、どの道ジャンクでしたが・・・
ここまで調子よく分解をしていたのですが、このタイミングで外し方がわからず、爪折りとフレキシブルケーブルの破損をしてしまい、完全にゴミになりました。
ちなみに、これ以上の分解は全く構造が理解できず諦めてしまいました。
歯車とか基盤とか細かいものがたくさんあって楽しいとは思うのですが、どうすれば分解できるんでしょう。
仕方ないのでセンサーを見てみます。
センサーを基盤から剥がしてみました。
小さいハンダで接続されているのがわかりますね。
センサー以上はこの辺のハンダが剥がれてしまったことが原因な気がします。
以上、修理でも何でもないタダの破壊報告となります。
普段修理ばかりブログにしていますが、こういう破壊をたまに行っていることで構造を理解して修理に役立てています。
気が向いたらゴミのコンデジを手に入れて破壊をしてみてください。けっこう面白いです。
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