2016年10月2日日曜日

Beatsのイヤーパッドを交換してみた

2年ほど前に購入して使っていたBeatsのヘッドホンBT ON SOLO 2?ですが、イヤーパッドがソロソロ限界を迎えたようです。
中古の保証書なしの真贋不明品を格安で購入下ので新しいものを買っても良かったのですが、どうせ捨てるならと自力で交換をしてみることにしました。

色々調べてみたのですが、自分で交換している人が少ないのか、分解手順を書いたサイトが見つかりませんでした。
仕方がないのでパッドを引っ張ってみると、イヤーパッドは粘着テープで止まっている様子。
そんなわけで、スマホでよく使う分解ツールを持ち出して差し込んでみました。
グリグリと差し込むとこんな感じでパッドを外すことに成功しました。
外した跡をよく見てみると突起が2箇所あります。
今回は片方の突起を曲げてしまってるので、分解をする人は突起を避けるために、真横から差し込みましょう。
取り外したパッドを見るとプラスチックパーツが有って、これ自体を手に入れないと交換ができないようです。
と、ココまで分解してからおもむろにアマゾンで交換パッドを探してみました。
偽物がたくさん出回っているので、互換品チックなものが多数あるだろうと思ったのですが、意外と少なくほぼ選べませんでした。

今回はその中でも一番安い物を注文してみることにしました。
写真が掲載されているので取り外したものに近いものを選んでみました。
ちなみに、両方共取り外したところです。

ついでなので、スピーカー部分のネジを取り外してみると、中にはbeatsの文字がありました。
偽物だとココまで細かいところは真似ないと思うので、購入したものは本物で間違いなかったようです。
ここからバランス化とか細々したことをやる人もいるようですが、beatsにそこまで求めていないので確認だけして戻しておきました。

注文から1週間ほど立ってお隣の国から到着しました。
見慣れた袋ですね。
袋には3.13ドルと書かれていたので、代理発注で200円ほど出品者の懐に入る計算でしょうか?
英語のサイトを細々見て探すのも手間でしたし良しとしましょう。

奥がもともと着いていたパッドで、手前が今回購入したパッドです。
作りが多少・・・いや、かなり雑ですが取り付けられないことはなさそうです。
本体側をアルコールで丁寧に脱脂し、新しいパッドを付けて音楽を再生してみると、何やら篭った音がします。
低音がボスッボスッと詰まったような音で、高音の響きもなくなっています。
念のため元々着いていたものに取り替えて聞いてみると、ちゃんと音が鳴っているので壊れたわけではなさそうです。
取り外して色々触った結果、このスポンジが悪さをしているのだろうと判断し、取り外してみました。
どうせ600円程度なので駄目に成ったら今度こそ新しものを買えばいいの精神で両耳とも剥がしました。
多少、高音が刺さる気はしますが、篭った音はしなくなったので施術は恐らく成功でしょう。
色々ありましたが、これで暫くは使い続けることができそうです。
次はヘッドバンドあたりが劣化してくると思いますが、互換パーツは有ってもココが劣化すれば流石に処分で良いかなと思われます。

beatsの場合は純正の保守パーツが流れていないので、ある程度音が変わってしまうのは仕方が無いですね。
新品で購入されたのでしたら、メーカーに修理の依頼をしたほうが間違いが無いでしょう。
新品でも1万円程度なので修理をする価値があるのかは不明ですが・・・

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