2016年6月21日火曜日

DSC-WX350の液晶交換について

2014年のミドルスペックコンデジであるDSC-WX350のジャンクを手に入れたので、修理をし使えるようにしてみました。
液晶が割れていて、まともには使えないものを1000円以下でて入手しました。
液晶割れということで、保証は一切なしのジャンクでしたが、触った感じ外観のキズ以外は問題無さそうだったので確保しておきました。
大きなキズはコノ角の落下痕でしょうか。
他にもキズはありますが、ココが一番大きです。
ただし、キズは大きいですが場所としては特に大事な物が詰まっている場所では無いので問題は無いでしょう。
ジャンクとして販売されていた理由がコノ左上の液晶割れです。
表の保護カバーは割れていないので中だけ逝ってしまったようです。

さて、肝心の交換のための液晶ですが、日本国内で探してみましたが販売しているサイトは無さそうです。
久しぶりにebay!を使ってみることにしました。
検索ワードは「LCD Display DSC-WX350」を入れると色々と出てきます。
今回は「NEW LCD Display Screen For SONY Cyber-Shot DSC-WX150 DSC-WX300 DSC-H90 DSC-WX350」という出品名で出している所で購入してみました。
WX350とWX300はマイナーチェンジな部分が多いので恐らく大丈夫だろうという判断です。
金額は送料も含めて2000円程度でした。
海外通販をする際、いつもならPayPalを使うのですが、パスワードの再発行が面倒だったので、LINE Payを使って決済を行ってみました。
これならば最悪カード番号等が流れてしまってもチャージ金額以上の請求は無いですし、普段の通販で使っているわけではないので、番号が変更されてもダメージが少ないです。
使えるかどうかの心配をしつつ決済ボタンを押すと直ぐにLINEの利用履歴が飛んできて決済が完了しました。

そして、待つこと10日ほどで無事おとなりの中国(深セン?)から届きました。
いつも通り中華な箱ですね。
中身はプチプチで包まれており、破損は無さそうでした。

まずはカメラのネジを外しましょう。
液晶の交換はバックパネルのみ外せばアクセスできるはずなので、ネジを5箇所外します。
底面2箇所
右側1箇所
左側1箇所
そして、忘れがちな電池ボックス脇の1箇所。
ネジはソレゾレどこに付いていたか覚えておいたほうが良いでしょう。
長さは一緒ですが、同じ所に戻したほうがネジの山が削れる心配も少ないです。
上の方から外していきましょう。
この通り上部2箇所に爪が有るのでコレを折らないように気をつけつつ外します。
バックパネルが外れたら次はボタンパーツを外します。
矢印の通りに力を加えていけば簡単に外れます。
力を入れすぎてフレキシブルケーブルを切らないように注意してください。
こんな感じで外れます。
次に、壊れた液晶を外すのですが、ここも同じように矢印の通りに力を加えてみてください。
簡単に外れるのですが、ココもゆっくりとやっておいた方が後々楽です。
こんな感じで液晶が外れるんですが、折り曲がっている部分に注意してください。
フレキシブルケーブルが長いため、端末の隙間に織り込むようにして収納されています。
どのような感じで収納されていたか覚えておかないと新しい液晶を取り付ける際に苦労します。
覚えたら収納されている部分を引っ張りだして、基盤に取り付いているケーブルを取り外しましょう。
特に金具で固定されているわけではないので、まっすぐ引っ張れば抜けます。
上が壊れた液晶で、下が新しい液晶です。
商品説明通り同じ液晶のようですね。
綺麗に収納する前に一度通電確認をしておきましょう。
コネクタにまっすぐ刺してあげれば認識するはずです。
通電確認をしたら一度取り外して、隙間に収納する作業です。
今回のケーブルは織り込んで収納する場所が白い線でマークされていたので、そこを折り曲げて押しこむだけの簡単仕様でした。
もし、購入したものにマークがない場合は取り外した液晶のケーブルを重ねて折り目を付けておきましょう。
フレキシブルケーブルなのであまり強く折り目を付けると断線してしまうので注意してください。
取り付けたら、このタイミングで一度通電確認をしておきましょう。
この通り液晶が生き返りました。
最後の仕上げに壊れた液晶から液晶カバーを取り外しておきます。
両面テープでついているだけなので細いマイナスドライバーを差し込んで、ゆっくりと剥がしていけば割れること無く取り外せるはずです。
まずはカバーを取り付けてネジ止めしたら、先ほど取り外した液晶カバーの接着面に両面テープを細く切って取り付ければ完了です。
この時新しい液晶には保護シートが取り付けられているので外しておきましょう。
液晶カバーはバックパネルを固定してからのほうが位置取りがし易いと思います。
ココでもフィルムを貼る時の要領でホコリが入らないように注意してください。

こんなことを書いていますが、両面テープが見当たらなかったので、ひとまずココで終了しています。
後で両面テープを買ってきて完成させたいと思います。

そんなわけで、通常修理に出すと新品が買える位の金額の物が2000円程度で修理出来てしまいました。
中古でも1万円後半はするものが、合計3000円くらいで手に入ったことに成りますね。
コレだからジャンク品を買い漁るのを辞められないんです。

ちなみに、DSC-RX100を持っているので、このカメラは相方に渡して自分は使わないんですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿