前回SSDへの換装を行ったASUSのX554Lですが、256GBだけでは足りないので換装時に取り外したHDDを追加することにします。
追加すると言ってもノートPCなのでチョットした小ワザが必要ですけども・・・。
先述の通り、普通ではHDDの追加はできないので、使う機会が年に数回しか無いであろうDVDドライブを取り外して、そこにHDDを追加することにします。
そこで、今回使う道具がこちら
DVDドライブをHDDに換装するためのマウンターです。
最近のノートPCについているドライブは9.5mm厚のものがほとんどだと思いますが、古めのものは12.5mmの物もあるので自分のドライブの大きさを確認して購入することにしましょう。
今回購入したものは説明書も何もついていませんでした。
ついていなくても感で交換はできますが。
前回取り外したHDDに付属の赤いポッチを取り付けます。
取り付けたらマウンターにHDDを差し込んで、隙間に赤いゴムを押し込めば完了です。
これだけの固定で大丈夫なの?と多少不安になりますが、上からキーボードで抑え込まれるので恐らく抜けることは無いでしょう。
持ち運ぶことが多い人なら、養生テープ等で固定しておいてあげれば良いのではないでしょうか。
下準備はこんな感じで完了です。
次にDVDドライブから固定器具を取り外し、今回のマウンターに移植します。
そして、今回の難関のベゼルの交換です。
爪で固定されているだけなので、どこで固定されているのかを確認しつつ折らないように取り外します。
※DVDドライブを開けないとベゼルを取り外せないので、クリップ等を穴に押し込んで引き出しておきましょう。
無事取り外せたらこれもマウンターに移植して外れないのを確認しましょう。
あとは逆の手順で戻して起動すれば完了です。
もともと入っていたHDDなので当然このままでは気持ち悪くて使えません。
前回同様コンピュータの管理を開いて消してしまいましょう。
今回だとディスク1が換装したHDDです。
領域を右クリックしつつ削除をしていけば・・・していけば・・・あれ?
どうやら普通に行うと消すことができないようです。
コマンドプロンプト等に明るければそちらから消すのですが、失敗するとメインの方のデータも飛ばしてしまいそうですし、調べるのが面倒だったのでActive Kill Diskという物を使うことにします。
Active Kill Disk
http://www.killdisk.com/downloadfree.htm
通常はPCの処分の際にHDD等のデータを完全に消すためのツールですが、何も考えずにHDDのヘッダー領域を飛ばすのにも便利なので覚えておくと良いかもしれません。
消したい方のHDDにチェックを入れKiilと書かれたいかにも危ない感じのアイコンを押せばOKです。
この時違うものチェックを入れると復旧するのが非常に難しくなるので絶対に間違えないようにしましょう。
※起動用のHDDも飛ばすことができます。
通常であれば何も触らずにStartをクリックします。
このあと、入力画面が出てくるので表示されている文字列をそのまま入力してください。
これが安全装置みたいなものなので、入力後エンターを押すと作業が始まります。
少しでも走らせればヘッダー領域は飛ぶので、すぐにストップを押しても良いのですが、念のため1分程度走らせてから停止させます。
Kill Diskを走らせた後ディスク管理を開くと、真っさらな状態になっています。
あとは右クリックから「新しいシンプルボリューム」を選んで使えるようにしてあげれば完了です。
10分程度の作業時間で無事256GB+750GBの環境を作ることに成功しました。
今のところ不具合も起きていないのでDVDドライブが不要であればHDDに換装してしまうのが一番でしょう。
持ち運びが多いのであればSSDを追加することで軽量化と容量の追加ができてメリットが大きです。
これで暫くは容量不足とは無縁なはずです。
最悪足りなくなればメインPCで使っていた外付けHDDを使えばなんとか成ります。
それでも足りなければ2TBのHDDがメインPCに取り残されているので、裸族のお立ち台でも買ってきて使うことにしましょう。
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