2016年3月24日木曜日

カメラのセンサー清掃をしてみました

一眼レフでは気にならなかったセンサーのゴミですが、ミラーレスを使っているとすぐにゴミが気になりますね。
特に、外でレンズの付替えをすることが多いので気をつけていてもついてしまうものです。

と、いうわけで、清掃用の道具を揃えてみました。

左のものが有名なシルボン紙です。
レンズ清掃やセンサー清掃には欠かせない繊維が散りにくい紙です。
右のものがセンサーを清掃する時にプロも愛用するというものです。



この他にも清掃道具としてキムワイプや無水エタノールがあるといいですね。
普通の消毒用アルコールだと拭きムラが出やすので必ず無水エタノール(無水アルコール)を買いましょう。

エタノールはこのままだと使いにくいので私はスプレーボトルに小分けして使っています。
普通のボトルだと溶けて漏れてしまうので、ダイソーのアルコール液対応のボトルを愛用しています。
コレが意外と使い勝手が良いのでおすすめですね。
材質がポリプロピレン(PP)と書かれている物だとアルコールに強いそうです。
コレ以外の材質だと溶けて溶剤も変質してしまうので要注意です。

さて、肝心の清掃ですが、まずはセンサーを剥き出しにします。
一眼レフなんかだと手動クリーニングを選べばOKです。
そしてココで登場するのがPENTAXのイメージセンサークリーニングキット
ちなみに中に使い方の説明書が有るのでしっかり読んでから使いましょう。
使い方としてはオレンジ色の部分に粘着が有るので、1度センサーへ垂直にペタッとし、そのまま捻じったりせず垂直に取り外してから、左側の粘着シートで数回ペタペタとしてゴミを取り除いてから次のゴミ清掃を流れです。
センサーはカメラの心臓部なので、絶対に捻じったり、粘着シートをケチったりしないこと!
通常センサー清掃をメーカーへ依頼すると1000円程度かかりますが、このキットなら3000円程度で数十回できるのでケチってセンサーへダメージを与えるよりは良いです。

センサー清掃キットを使って見ましたが、恐らくホコリではないようなので、最終手段の拭き取り作業を行います。
まずはシルボン紙をクルクルと丸めて細長い棒状にします。
本来なら割り箸が有ればソレに巻きつけることで清掃道具にするのですが、家に割り箸がなかったので、丸めて棒状にしてます。
個人的にこっちの方がセンサーに余計な力を与えずにできるので、これでも良いと思うんですけどね。

なんにせよ、棒状にしてアルコールを軽く吹き付けてから、センサーを撫でるように拭き上げます。
最初は適当に汚れを拭き取る感じで撫でて上げます。
この時、シルボン紙も1枚1枚は安い物なのでガンガン使い捨てにします。
ある程度綺麗に成ったら、今度は拭きムラが無くなるように丁寧に拭きあげて完了です。
ここで拭きムラがあると写りに影響が出るので特に丁寧に行いましょう。
最後に、繊維が出にくいシルボン紙でも多少は出るので、ブロワーを使い繊維ホコリを飛ばしてあげましょう。
間違ってもエアダスターは使わないこと。
力加減ができるのであれば良いのですが、加減を失敗するとセンサーにダメージを与える場合があります。

外装はキムワイプにアルコールを吹き付けて清掃してあげれば完璧です。
この時にあまり文字の部分をこするとアルコール100%だとかすれてしまう場合が有るので要注意です。

アルコール・センサークリーニングキット・シルボン紙・キムワイプが有ればカメラの清掃はだいたいできるので、一眼レフやミラーレスを持っている人は一通り揃えておくのをおすすめします。
全部揃えても6000円程度ですかね。


もしくはアルコール以外の清掃道具が全てセットに成ったものも有るのでこちらも良いですよ。
コレはDVDの説明書が入っているので、初めての方にもオススメです。

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