2023年1月22日日曜日

トリシティ155のバッテリーをリチウムイオン電池に交換

最近グリップヒーターが温まらないなと思っていたら、ついにLEDが点滅して消える状況になってしまいました。
これはバッテリーがヘタっているのかも?と、いうことで交換することにしました。
納車から5年に突入し始めたこともあり、バッテリー自体もそろそろ寿命だったので気になっていたリチウムイオンにしてみました。
最近は標準の鉛バッテリーも高くなってきており、GSユアサ製と比べて4000円くらいしか違いがなかったんですよね。
台湾ユアサならそこそこ差がでますが、メインの足ということと軽くなるという事を免罪符に注文してしまいました。

まず、届いて驚いたのが重さです。
片手でヒョイっと持ち上げられる軽さです。
元の搭載バッテリーが2.5kgくらいと言われていて、今回のリチウムイオンは500g程度でしょうか。
バッテリーを交換するだけで2kgも軽くなるのはすごいですよね。
付属品はスペーサーとネジ類です。
まぁ、バッテリーなのでこれ以上何をつけるのかといった感がありますが・・・。
左が元々ついていたバッテリー(YTZ7V)です。
右が今回交換するバッテリー(ITZ7S-FP)です。
半分くらいの大きさなので、当然このままでは取り付けはできません。
そこで、付属のスペーサーをバッテリーの底に貼り付けて高さを調整します。
ITZ7S-FPにはボタンがついており、長押しする事で充電残量が表示されるようになっています。
トリシティの場合は取り付けると見る事はできないのでこの1回を最後に押す事はないでしょう。

トリシティのバッテリーへのアクセスは、シート下にある右手前のネジと反対側のネジの2箇所を外します。
次にフットボードのネジを2箇所外します。
ネジが外れたらハンドル側に持ち上げつつスライドさせる事で外れます。
この時、爪が外れたらシートを閉めてあげる事でスムーズに取れるはずです。
簡単にバッテリーへアクセスできました。
バッテリーの取り外しの順番をおさらいです。
マイナス(ー)からプラス(+)の順番で外します。
カバーなし→カバーありの順番と覚えても間違いないです。
外れたらゴムバンドで固定されているので取り外します。
リチウムイオンにスペーサーを取り付けて逆の手順で戻していけば完了です。
ケーブルを取り付ける際はプラス→マイナスの順番です。
短絡させなければ問題は起きませんが、安全のため守っておきましょう。
バッテリー下にスペースができているので、電気を使うアクセサリーを設置するのに使えるかもしれませんね。

実際に交換してみての感想としては、重心が少し上になった事で乗り心地が変わりました。
ただ、微々たるものなのですぐに慣れるでしょう。
取り回しに関しては、多少ですが軽くなった気がします。
エンジンの始動に関しては一発で気持ちよく始動するようになりました。
今までも普通に始動はしていましたが、キュルキュルといった感じだったのが、キュルン!といった感じに変わりました。
やっぱりバッテリーが新しい方が気持ちがいいですね。

さて、バッテリーを交換する始まりとなったグリップヒーターですが、結果は変わらずでした。
つまり、グリップヒーターがご臨終になったようです。
今年の冬はグリップヒーターなしでの運用なので夜に乗るのはちょっと厳しそうです。
暖かくなってきたら今度は一体型のものに更新しましょうかね。

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