2021年1月13日水曜日

Fazer25のスパークプラグ交換

 Fazer25のエンジンが掛からなくなったので原因として考えられる一番安い部品の交換を行いました。
夏の間は普通に動いていても寒くなると急に機嫌が悪くなるスパークプラグです。
まずスパークプラグの場所を探る為、真っ先にシートを開けたのは内緒です。
今までスクーターしか乗ってこなかったので、MT車は初めてだったんですよ。
正解はココ。
左側面のエンジン周りですね。
スパークプラグなのでエンジンに刺さっているのが当たり前なわけで・・・。

まずはプラグにつながっているケーブルを引っこ抜きます。
癒着している場合を除いて、基本はまっすぐ引っ張って抜きましょう。
この時ケーブルを引っ張るのではなく、根元の太いところを持ちましょう。
ケーブルが抜けたらプラグ周りのゴミを取り除いておきます。
プラグを抜いたらそのままエンジン内部なのでゴミが入ると事件ですからね。
軽く歯ブラシ等で砂埃を取り除いて、エアダスターで仕上げておきます。

そして、今回のために用意したのがコチラのプラグレンチ!
普通のレンチでは入らないし、カウルが邪魔でまっすぐの物は使えないのでユニバーサルプラグレンチと呼ばれるような関節のあるタイプを選ぶ必要があります。
このプラグレンチをソーっとスパークプラグにあてがって・・・あてがって・・・あれ?
えぇ、ソケットのサイズを間違えたようです・・・。
一般的に多く使われている16mmを用意したのですが、流石インドのバイクは一味違いました。
まさかの18mmを採用していました。

仕方がないので、慌てて近くのホームセンターまで走りました。
これ以上散財したくないのでエーモンの安い物を仕入れてきました。
こんな物でも役目は果たせるので良いんです・・・。

さて、道具は揃ったので新しく用意するスパークプラグですが、これはマニュアルに記載されている物をそのまま用意しました。
イリジウムプラグなども有るにはありますが、高いだけでメリットを感じられません。
耐久性か高いと言われても通常の4倍くらいの価格で耐久値は3倍程度のことが多いので通常品をこまめに交換したほうが経済的にもバイクにも良いと思うんです。
※個人の感想です
型番は「NGK/DR8EA」です。
バイク用品店に行けば間違いなく入手できるはずです。

ナップスで購入しておきました。

先ほどのエーモンの工具をプラグに差し込んで「反時計回り」に回してあげます。
この時間違っても時計回りに回さないようにしてましょう。
下手するとエンジンが壊れます。
組み立てが雑なのか、初期整備の会社が雑なのか鬼のように締まっていて、危なく緩んだ勢いで怪我をするところでした。
緩んだらあとは手でクルクルと回して外してあげましょう。

外すとポッカリと穴が空きますが、先にも書いた通りゴミが入ると大変なことになるのでサッサと新しいスパークプラグを差し込んであげましょう。
この時まっすぐ刺さないとエンジンが壊れますので丁寧に。
まずは指でクルクルと回して動かなくなるまで差し込みます。
(回す時に少しでも抵抗を感じたら外して再度取り付けしなおしましょう。)
動かなくなったら、再度プラグレンチを持ち出して軽く「クッ」といった感じで閉めて終わりです。
マニュアルにトルクも書いてあるので不安な人は確認して閉めておきましょう。
最後にケーブルを根元まで差し込んで作業完了です。

あとは、セルボタンを押してエンジンが掛かれば動作確認も終わりなのですが、残念ながら今回はエンジンが始動しませんでした。
念のため最初からついていたスパークプラグを見てみたのですが、まだまだ余裕で使えるレベルですね。
と、いうわけで他の部分で何かしらトラブルが起きているようで私の知識ではここで限界です。
仕方がないので、近々バイク屋でみてもらう予定です。
安く治れば良いんですけどね・・・。

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