かなり遅れていましたが、本格的に暑くなる前に届いたのでよしとておきましょう。
今回購入したのはペルチェ素子を利用して首元を冷やす為の道具ですね。
ペルチェ素子とは電気を流すことで片方の熱を奪って、反対側に排熱するシリコン素材のことで、身近なところだとCPUの冷却なんかに使われているようです。
まぁ、原理なんてどうでも良くて、このネッククーラーNeoはモバイルバッテリーで駆動するのでどこでも首元を冷やして作業ができるというのが売りです。
去年も販売されていたのですが、夏本番前には入手困難になっており、注文しても10月とかになっていたと記憶しています。
本当は今回も買うつもりは無かったのですが、去年があまりにも暑すぎて熱中症になったので、今年は熱中症を回避する為に暑くなり始めた5月末にポチッとしておきました。
すぐに手に入る物だと思っていたら、6月に入って1通のメールが届きました。
本商品、本商品、メディアに取り上げていただいた影響により、
弊社の予想を超える反響、ご予約数となりまして、当初の予定6月上旬分の数量を大きく超えてしましました。
そのため、6月上旬でご予約承っておりましたが、追加の生産が追いついておらずお届けが7月上中旬頃の予定となってしまいます。
推敲とかしたの？という文面のメールが送られてきました。
幸い6月中は思ったよりも暑くならなかったことで助かりましたが、メディアとかに露出するのであればもっと生産しておいて欲しいですね。
この商品は5月中旬ごろはコーナンなんかでも手に入れる事ができたので、一般のお店にも下ろすことを想定しているのかわりと立派な装丁をしています。
中身は本体と首の太さに合わせて使うスペーサーと紙切れが1枚入っていました。
後ろの部分が伸び縮みするので、これで頸動脈にペルチェ素子を当てて涼を取るしくみとなっています。
実際に使ってみると、まずはじめに感じるのがウルサイということでしょうか。
モバイルバッテリーに繋いでボタンを1回押すと甲高い音でファンが高速回転を始めます。
先に書いた通りペルチェ素子は電気を流すと熱を奪って反対側に排熱するので、その熱を取り除く為にファンが全力で回るわけですね。
ボタンをもう1回押すと静音モードになります。
涼し目の室内で使う分には静音モードでいいのかもしれません。
もう1回押すと、ゆらぎモードになって強弱を定期的に繰り返して冷やしすぎないようにしてくれるようです。
ちなみに、2万mAhのモバイルバッテリーを繋いで強モードで使用した場合20時間使えるそうです。
ゆらぎモードなら30時間くらい使える計算でしょうか？
スイッチの裏側はクリップになっているので胸ポケットにでも固定しておけばケーブルが邪魔になる事はないでしょう。
肝心の冷たさですが、氷とまでは行きませんが、自販機で買った缶ジュースを首に当てた時の冷たさがズッと続くと表現するとわかりやすいでしょうか。
局所的に冷やしているだけなので、これだけで熱中症対策ができるかというとできないのでしょうが、ないよりは防ぐことができるはずなので、暑い部屋で仕事をする人は持っていて間違いない品物だと思います。
ただし、アマゾンとかでは現在転売価格で売られているので無理して買う必要性はないでしょう。
家電量販店で見かけたとのツイートもあるので運が良ければ定価で手に入れることもできると思われます。
首筋を冷やすのはどうなのかな？と思いますが、とりあえず試してみたいのであれば似たようなものがたくさん出ているので試してみるのもいいのではないでしょうか？
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